イントラレーシック(Intra LASIK)はエキシムレーザーを角膜に照射して屈折を矯正する視力矯正手術のひとつでレーシックの技術を応用しています。
イントラレーシックと通常のレーシックの違いは、イントラレーシックの場合フラップ作成をする際にマイクロケラトームではなく、代わりに高精度の医療レーザーであるイントラレースFSレーザー使うということがあげられます。
イントラレーシックの場合このフラップを作成するためのすべての手順をコンピュータ制御で、フラップの大きさや厚さなど角膜を傷つけること無く均一にすることが可能であるため、レーシックより安全・正確にフラップを作成することができます。
イントラレースFSレーザーで作成したフラップは、切開面が非常に滑らかでキレイなのでレーシックの術後にフラップがズレてしまったり、シワが起こらないうえ、フラップの厚さが均一なため角膜の強度を保つことができます。
イントラレーシックは上に記したように、従来のマイクロケラトームを使ったレーシックより矯正精度が高めることができるうえ、レーシックでは対応できなかった角膜の形状が変形しているケースにもレーシックの施術を受けることが可能になりました。
■イントラレーシックの方法
・目に麻酔かけた後、イントラレースFSレーザーを照射してフラップを作ります。
・作成したフラップをめくり、エキシマレーザーを照射、角膜の屈折力を調整してから 目を洗浄、消毒してフラップを元の位置に戻して終了になります。
イントラレーシックはマイクロケラトームのレーシックと比べて術後の回復力が早いことやドライアイの発生率が低く、夜間に光がにじむ(ハロ)が少ないといわれます。
イントラレーシックの欠点としてはフラップ作成や接着する時間がやや長くなってしまうということ、レーザーを当てることで細胞のDNAが変異してガン化するのではないかという不安、などのイントラレーシック特有の合併症があるのではという指摘があります。
レーシックの研究が進むアメリカでは2006年12月に陸海空軍の軍人で視力の回復手術を希望する者に対してはレーシックよりイントラレーシックを受けさせると発表がありました。
また視力を最も重視するパイロットに関しても2007年の5月にイントラレーシックであるならばという条件付きで視力回復手術が解禁されたことはレーシック関係者にとって画期的なことだったようです。